Webエンジニアとして独立した際の孤独との戦い方は？

相談相手がいません

Webエンジニアとして経験を積んで独立したのはいいものの、いざ一人で仕事をするとなったときに、これまでの会社での作業とは異なり寂しさや孤独を感じるという人もいることでしょう。会社に勤めているときは、上司や先輩、同僚などの仲間が必ずそばにいるため、悩みや不安があればいつでも相談できる環境だったと思います。
しかし、独立してフリーランスになると、全てを一人でこなさなければなりません。当然のごとく、仕事で行き詰まったときや問題が起きたときに、すぐさま相談し助けてくれる相手は近くにおらず、自力で乗り越える必要が出てきます。そうした場面で余計に孤独を感じ、不安を抱えてしまうのでしょう。ただ、相談相手がいないのであれば、自らが行動し作ってしまえば良いのです。それも、同じ視点で話せる相手が望ましく、先々で自身の支えになってくれる可能性があります。
そうした相談相手や仲間作りに最適なのが、同業者の集まる交流会への参加です。同じような悩みや不安、夢を持っている人とはお互いに理解しやすく、共感を得ることが多々あります。色々なタイプの人と交流しコミュニケーションを取ることで新たな刺激を受け、心の安定にも繋がるでしょう。後々、ビジネスパートナーとなる人との出会いもあるかもしれません。
オンラインサロンなど同業者のコミュニティに参加したり、SNSを発信したりして仲間作りをするのも有効です。気分転換を兼ねて、コワーキングスペースへ出かけるのもいいでしょう。自ら積極的に仲間作りをするための行動を起こすことで、孤独は克服できます。

新しい技術に追いつけません

仕事仲間がおらず一人で作業をしていると、孤独を感じると同時に、新たな知識や技術に関する情報が何も入ってこないという不安が押し寄せてきます。たしかに、会社で働いていればさまざまな情報を得る機会が多く、仲間同士で共有できるため時代の波に取り残されることはないかもしれません。
そして、フリーランスの場合は仕事を請け負う中で、クライアントから最新の技術を駆使した成果物を期待されることもあります。そのため、Webエンジニアは日頃から業界の最新情報に関心を持ち、時代のニーズに見合った新しい知識や技術へアップデートしていく必要があるでしょう。
そうしたフリーランスの最新の技術に追いつけないという不安は、勉強会やセミナーに参加することで解消できることがあります。気になる分野や領域の中でも、業界のニーズが高まっているものなど、先々で仕事に繋がりそうなスキルを習得できる勉強会に参加するのがおすすめです。大事なのは、最新の情報をキャッチアップして積極的に習得しようとする姿勢を持ち続けることなのではないでしょうか。

仕事で孤独を感じないためにはどうしたらいいでしょうか？

自宅を拠点とした在宅型フリーランスの魅力は、何と言っても自由なところにあるでしょう。しかし、その自由を手に入れると同時に孤独に苛まれる人も少なからずいます。
もしも在宅型フリーランスというワークスタイルにこだわらないのであれば、常駐型フリーランスも働き方の選択肢の1つに入れてみてはどうでしょう。常駐型であれば、クライアント先に出向いて仲間と一緒に働くため、孤独だと感じる場面は少なくなります。チームとして仕事を進める達成感や醍醐味も感じられるでしょう。常駐型の案件の中には、月に1回の出社や週に3日の勤務など、さまざまなワークスタイルが叶う案件もあります。在宅型で孤独を感じ、少しでも人との関わりがほしいのであれば、自分の希望に合う常駐型の案件を受注するのも1つの手です。